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日記だよ

映画「博士と狂人」

面白かった。オックスフォードの英語辞典を編纂した言葉オタクたちの話。

どっちが博士でどっちが狂人ですか。まあ、どっちだろうな。個人的には有名なあの人物がカッコ良すぎて痺れました。最後で全部もっていきやがって。実話ベースの映画として見るならこれドラマチックすぎるしやばすぎる。ラストあたりの展開はネタバレ見ないで視聴したほうが楽しめると思う。それにしても精神病治療の名目でこんなことがみたいなそういう方面さらっと書いてるけどドギツイな。ほんと。

Google Cloudに接続するクライアントをgcloudと同じ認証情報で動作させる

普段 gcloud auth login するように gcloud auth application-default login しておく。サービスアカウントの認証情報を手元におかなくてよくて便利...ではあるけど、手元環境だいたい権限すごく強いのでなるべくは開発用のサービスアカウントを発行して使ったほうがよさそう。自己完結した。

ログアウトは gcloud auth application-default revoke

漬物

例の「田舎から出てきた世間知らずな女性を薬物中毒に追い込むかのような」発言ほんと危ない。たぶん、その話を受けて「これもいわゆるあれですよ、『田舎から出てきた世間知らずな女性を薬物中毒に追い込む』戦略です」って気軽に口にしちゃう人がいて、実は強い嫌悪感持ってる人が何も言わずにすっと退職するとか、そういうことが起こる。さらに「こういうことを社内の会議で平気で口にする人が上に立ってる」「顧客を破滅に追い込んでも平気な連中」みたいなことを増田に書かれてしまう。

他のさまざまな炎上事案についても似たようなことが言えるけど、今回のケースはわりと実際に行われているやり方にたいしてそういうまずい意味でキャッチーな呼び方が認識されてしまったので、うっかり連想してしまうことは起こるだろうし、少し露悪的な諧謔のつもりで口にしてしまうこともあるだろうし、それはたいてい、自分で思ったよりもソリッドに受け取られる。

映画「スパイダーマン・ノーウェイホーム」

ホームトリロジーの完結編。思えば長かった。

何が長かったのかというと、この話の前段を見るのが長かった。

そもそも「ノーウェイホーム」これが面白いらしいと評判だったので、前の作品を見た方がいいのかと周りの人に聞いたら、

という説明を受けて、では見るかとMCUのシリーズを「アベンジャーズ」から見始めたのが年始だった。四ヶ月くらいかかったのである。大変だった。

MCUのシリーズ当たり外れは多い。ヒーローの自己紹介作品的なやつとかは、キャラクターの説明、敵の出現、流れで対決って感じで退屈だけど、クロスオーバーポイントみたいなところがよくできている。

スパイダーマン・ノーウェイホームは文句なしに面白かった。この品質の映画が5作に1作くらい混じって出てくるならずっと追ってられる。

映画「紅の豚」

見直した。でかいスクリーンで、いいステレオで見るべき作品である。最高。声優と音楽とアニメーションと脚本がいい。全部じゃん。そうですね。

豚の後頭部、刈り上げられているのだ、という発見があった。あと双眼鏡の接眼レンズもちゃんと小さいながら光の加減を反映していたり、びっくりするような細かい描写がある。妻が言っていたがカメラアングルがちょっと独特とのことだった。人物の絵は少しアオリ気味(見上げる感じ)な構図が多いという。面白い。

ドラマ「ムーンナイト (1話)」映画「ヴェノム - レット・ゼア・ビー・カーネイジ -」

見ました。ムーンナイトは月光仮面でしたね。

ジキル博士とハイド氏的な、古典的なモチーフではありそう。一つの体に二つの魂的なの最近流行ってるのかな。ムーンナイトはよくできているけどちょっとくどい感じがする。ヴェノムはキャラクター造形は魅力的でうまく作っているけど話があまりうまくない。どっちも「続き、続きはまだか!」ってほどではない。

自分はMCUのシリーズはクロスオーバーがうまいので楽しめているという感じなんだな。本筋はアヴェンジャーズであって、そのサブストーリーとして個別の話を見ている。だから、エンド・ゲームで一区切りついたあとの展開にはまだあまり引き込まれていないというところがある。とはいえ、アイアンマンから始まったアヴェンジャーズの一連のやつも最初は単発の普通の作品って感じだったので、まだ今後には期待している。

手に道具のある日は一箱のタバコがあれば一日じゅう幸福でいられることがあった。頭の私はいっさいを疑って澱んだり、錆びたりしたが、手の私は不動の確信にみちて物を移し、形をつくり、値を生みだした。どんな教義にも私はひざまずけなかったかわり、物にひざまずいた。なぜ私はその聖なる狂気をつづけて機械工になってしまわなかったのか。

ちびちびと、開高健の闇三部作を読み進めている。Kindleがあるので風呂でも気兼ねなく読める。でも進みは遅い。行ったり来たりしながら読んでる。