なんとなく仕事術とかチームワーク論って、
- いかにしてフロー状態にチームを持っていくか
- いかにしてチームで安定したパフォーマンスを出すか
というところにフォーカスしていることが多い。
しかし成長は全てを癒すではないけど、これらを妨げる・あるいは促進する最大の要因って実は目標と達成のループなのではないかと思うことがある。目標を立てて達成するのって麻薬的だよね。逆に、短期的にチームのメンタリングをがんばってモチベーションをかきたて、会話や雑談を推進し、小さく間違えすばやく直し、スループットを高めていったとしても、その成果が十分であると自他ともに認められなければ、中長期的には維持されないのは自明なのではないか。
だから最上位には、チームがよいパフォーマンスを出し、適切に機能すれば、大きな目標が達成される / 成し遂げることができるというストーリーが必要で、そのストーリーは「予めわかることはない」と不確実であるとは言いながらも、自分たちはゴールまでたどり着けるという希望がなければならない。まあその希望を担うのがプロダクトオーナー的なあれかもしれないし、リーダーとかかもしれないし、いろいろあるんだろうけどさ。