0xf

日記だよ

オーディオ新調

日記 - 0xf で少し触れているけど、サウンドバーとリアスピーカーという組み合わせにしていたリビングのステレオを新調する企画を実施した。

 

オーディオ初心者なので、初心に帰って王道っぽいとこを攻めることにした。つまりステレオ2chに映画など用のウーファーでシンプル勝負である。壁に反射させてサウンドビームでサラウンドがとか無線でリアスピーカーを接続して便利とか、そういうカッコ良い利便は気にしないことにした。とはいえ、ソース切り替えが面倒なのでAVアンプにしたのはしょうがない。元々使っていたソニーHT-Z9FHDMI入力が2本しかなくそこそこ不便にしていたから。

 

さて、テレビの左右にジャストフィットするスピーカーを調達し、それに合わせて棚を組んだのだが、予定の場所に収めると音がこもって残念なことになり結局外に出た図が以下です。(写真はエイジング用のピンクノイズをYouTubeで見つけて流している)

 

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せっかくちょうどいいサイズのブックシェルフ型を買って棚まで作ったというのに、結局スピーカースタンドも追加で買うことに。スタンドに乗せて眺めてみると、これはトールボーイで良かったのではないか? という疑念が頭を掠める。トールボーイを諦めたのは、テレビの左右に配置しようとするとちょうどいいものがなかったからなのだった。横幅18cmと少しまでしか置けない。スピーカーサイズがぴったりでも大体足元の台座が少し幅があってフィットしないのだ。外に出すなら選択肢に入れてよかったじゃん。

 

それは別の話。

 

計画していた場所に配置できなかったのは非常に残念だった。

 

予定の場所に設置する前に、こたつの天板の上に置いて配線確認のために音を出していたところギョッとするくらい艶のある音が出て、それを聞いた(興味なさそうだった)妻が「これならクラシックやオペラなどでも聞けそうだ。サウンドバーでは高い声に電子音みたいな響きがあったりして聞き疲れしていた」と満足そうにしていたものの、木製の棚に置いてテレビの横に押し込めたところ、「なんか音がチープになったわ。失格」と言われたという流れがあり。

 

これはこれでよかったのかもしれない。少なくとも旦那のよくわからない邪魔な趣味と思われる懸念はだいぶ減った。

 

こたつの天板にスピーカーを置き直したらやはり良い音が鳴る。では天板の素材が良いのか。それとも平坦な大きな板で反響が良いのか。と「音が変わる条件は何か」とあれこれ試行錯誤した結果、妻のいう「粒が揃っていて、電子的な響きがなく、下に落ち込まない鳴り方」は周囲をもので囲まず、硬い素材の上に配置することで達成されることがわかった。つまり自作テレビボードの横の、柔らかめの木製の棚に置くのは明らかにダメだったわけだ。つらい。

 

しかし「せっかく良い音が出るのだから多少の邪魔や不恰好は許す」と家庭内での許可が出たことは僥倖と言えるのでは? などとポジティブな捉え方もしている。「大理石をスピーカーの下に置くといいらしい」「耐震補強のためにマグネシウム素材を使ったベルトで固定すると音質を落とさずに固定できるらしいぞ」など怪しい情報が妻から送られてくるようになった。