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日記だよ

ヘルスハラスメント

自分は比較的体調に波が大きくはない方なんだけど、体調崩しがちな人に対して、「そこは気合いですよ」とか言っちちゃいそうになるので気をつけている。本人に別に非があるわけでもないので、なんでそんなに休むんだよと本人の意思に対して文句を言うのは筋違いであるしなぁ。

しかし自分が「あまり体調を崩さない」のは妻に言わせると「発達障害の人間は自分の不調に気が付かない」「自分の体の異常サインを無視する」「鈍いので無限に我慢する」みたいな性質だから他の人間に同様の振る舞いを要求するのは暴力なのだそうである。バカは風邪をひかないんじゃない、風邪を知らないんだ、という言葉をなんとなく思い出して、たいへん腹立たしいが、子供時代を思い出して難しい気持ちになります。たしかに自分は風邪をひいたことのない健康優良児設定ではあったが、同時にたまに鼻水とくしゃみが出る日があったりしたし、足を挫いてパンパンに腫れているのだけど痛いなーと思いながら生活していたら治ったので特に誰にも言わなかったりとかそういう記憶はいろいろあるのである。

筋違いの非難はしたくないと思う。 それとは別に、単純にあまり体調崩さないので、あるいは体調悪いなと思ってもそれはそれとして働いてしまうタイプの人間なので、「ちょっと体調悪いので休みます」などのコメントを見ると、いやいや、休むほどならめっちゃ体調悪いじゃん、みたいな引っ掛かりを覚えてしまうのも事実なんだよね。ただ頻度が高い人からすると、毎回毎回めちゃくちゃしんどくて死にそうなので休みます、とは言いたくないんだろうという気持ちも想像はできる。体調崩れてしまった以上はしょうがないので「健康が優先だよ、しっかり休んでください」とは言うのだけど、果たしてそんなに体調崩れるものなのか、という疑念が伝わってないか心配である。

明日は我が身みたいな話があるけど、結局、自分のことでないとわからない。自分はあまり体調崩さない側にいまは立っているけど、どこかで重大な問題が発生して、60%しか稼働できなくなるかもしれない。理解できなくても、社会的に適切な行動をとっていくことは、結果として自分を助けることになるだろう。という打算のもとに行動を決定している。