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日記だよ

雑用係に価値はないし専門家にも価値はない

ということを思ったのでメモしておく。

  • 雑用係という存在には別に価値はない。雑用をすることが大きな価値となる状況はある。
  • 専門家にも別に価値はない。ただ専門家がいることで大きな価値が生まれる状況がある。

ものの価値はコンテキストで決まる。コンテキストを明示せずにかたちを示して価値を論じるのはあまり意味がない。どんな狭い断定にも反証となる状況があり得る。エキスパートを専門性のある問題でだけ我が物顔で振る舞い他者を威圧するが他のところでは軽蔑するべき無能である、というペルソナで語る人もいるし、大きな問題に取り組むこともせずペーパーワークと人事面接だけしてのんびりやってる管理職はいい気なもんだぜと語る人もいる。ただ専門性があれば回避できた問題で破綻してしまった現場の悲鳴で歴史の図書館はいっぱいだし、誰も見向きもしなかった小さな課題が積み重なって気が付けば手のつけようのない荒廃が現れることも稀ではないのよね。