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日記だよ

映画「インクレティブル・ハルク」「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ヴェノム」

見た。

ハルク、wikipediaではMCUで一番売上低かったという話だけど、たしかにこれは微妙な出来。まずこれがMCUでの第一作かと思ったけどそうでもなさそうな雰囲気があり、いきなり「やつは逃亡者だ」「昔の恋人が」みたいな感じの導入にビビる。治療と血清のくだりも存在感薄すぎではないか。せめてこう、もうちょっと、演出上の工夫があってもよかった気がする。「まだ僕の中にハルクがいる」「これで彼が消えたわけではないのだ」みたいなシーン入れたりさ、こう・・・。

とはいえハルクのバックグラウドとかだいたいわかった気がするので納得はした。ブラジルの巨大に広がる街並みも良かった。ところで女科学者の人、後の作品でどういう扱いになってるんだろ。最後で決別したってことなのだろうか。ブルースを一目見た瞬間に今の恋人スルーしてる感じが残念ですごかったけど。

ソーは突然キャラが軽くなった感じがして、面白いんだけど、いきなり女にフラれているし、トレードマークのハンマー壊れちゃうし、ロキとの距離感よくわからないしで、いや面白かったんだけどさ。あとハルクなんでお前そこにいるの。

それにしてもロキいいよね。末っ子キャラ。ダーク・ワールドでシリアスかつ驚きの結末を迎えたのに、あっさりと最初のシーンで回収するのかと驚いた。老人ホームへの追放も雑すぎる。そしてチョイ役ながら無敵感のあるストレンジ先生。

ヴェノムは面白くてよかったんだけど最初から最後まで寄生生物とのバディものはあんまり外す作品ないよなあと思っていた。モチーフがすでにパワーがあるのだ。だいたいガラが悪くて乱暴だけど最後にはちょっとデレるのだ。わかっていてもそこがよい。火と特定の周波数の音に弱いのは弱点けっこう大きくて珍しいなと思った。特に音。

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あと見てない映画はブラックパンサーアントマン・アンド・ワスプ、それにシャン・チーか。