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日記だよ

小説「戦闘妖精雪風・アグレッサーズ」

アンブロークン・アローで矢のように地球との道は突っ込んでったシーン直後からはじまる。

ロンバート大佐はどっかいくし基地に戻ったらなんか地上は変だしレイフはすっかり協調的だしで、「ああ、そうか、そういう話だったなぁ」と思い出している間に話が進む。零が人間らしさを獲得していく流れと新しい特化型人材の出現もうまい構図だと思う。最初の頃のエピソードの解き明かしみたいな話が挟まったりしてニヤニヤするとともに、これは間が空いたシリーズで前の話題を思い出させる仕組みなのかなと思ったりした。読み終わって、「続き!続きはどこなんですか」という気分になってしまったが、ここで終わりと言われてもそれはそれで納得がいく。着地のさせ方ほんとうまいなあと思いました。まる。