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日記だよ

賢い人が賢いことをやってるブログは参考にならないけど、愚かな人が愚かなことをやってるブログも同様であるだろう

いかにも賢い人が賢く人生を送っている様を読んでも、あまり参考にするところがない。部分的にマネをしても、その他のところとバランスがとれなくなってしまう。巨人の肩に立って周囲は見渡せるけど巨人になれるわけではない。

かといって、たとえば自分が勢いだけで雑な生き方をしているブログを書いて、それを誰かが「こんな人もいるんだ」とよすがにしてもらえるのは嬉しいけど、まあ基本的にはびよんびよんと弥次郎兵衛(やじろべえ)が揺れている感じなので、堅実な人生のためには参考にすべきではないと思う。

つまり参考にすべきではないブログと参考にならないブログばかりがあるのではないか。

いやいや、それは両極端であるだろう。ちょうど自分の半歩前を歩いている人の背中は参考になるのではないか。でも半歩先でしかないし、十歩先では取り返しのつかない奸計に取り込まれてしまっているかもしれない。つまり「参考になる」と「参考にするべき」は全然違う軸である。自分の人生は多くの人が参考にできるけど、参考にしていいかは怪しいところである。賢い人の人生は参考にできたらよいけど、参考にできるとは限らない。ままならない。

「私はこんな生き方してますよ。まあ、今もどうしようもない感じですが」と「まず、理解ある彼くんを連れてきます」どちらが困難に直面している普通の人にためになるのか、という話なのかな。

答え: どちらもダメ