という著者の嘆きはよく見る。
Amazonというサイトの、その商品の購買体験と商品そのものへの感想を切り分けられるかどうかというのは、まあまあ難しいやつなんじゃないかな。たとえば先日日本通運の引越しの経験について少し日記で触れたけども、「ナントカ運輸の単身引越しパック」について言及する時、ナントカ運輸と、単身引越しパックと、実際にやってきたスタッフさんと、それぞれについて切り分けて評価できるかというと自信がない。小売とサービス業は違うといえば違うかもしれない。では、ハヤカワSFシリーズのある小説について触れる時、「やはりハヤカワSFの新人賞はレベルが高い」などと触れてしまいそうだし、「このシリーズはどれを読んでもハズレがなくて期待に応えてくれます」と加点することもある気がする。本は作者と配送業者の関係が薄いからあれだけど、木材カットのお店とかだと話が曖昧になりそう。初回特典つきと書いていたのに初回特典がついてませんでした、★1です! はどうなのか。あるいは「売れ筋ランキングで初心者向けと書いていたのに全くわかりませんでした」「猫でもわかるというのに」はどうか。などと考えてしまう。
いや、猫でもわかるはタイトルの問題だから出版側の責任かな。。。