見た。映画新作が出るということで復習のため。
SEEDとSEED DESTINYは若い頃に見た覚えがあるものの、SEEDはだいたい覚えていたがDESTINYの方はほとんど話を覚えていなかった。そして今回HDリマスターで見直したけど、やっぱりDESTINYの方は話が頭に入ってきづらい。たぶん、昔いちど見たときも、やっぱりDESTINYはそんなに好きではなかったんだろう。
初代ガンダムはずっと戦争、戦い、生存、翻弄、その周辺の策略、みたいなシンプルな感情と世界認識に突き動かされている感じがする。それに対して本作SEEDやDESTINYでは主人公たちは世界・国家の滅びやイデオロギー的な信念、絆や人の願いの本質、みたいな価値観に基づき、自分にとっての「本当の敵」を捉えて活動している。SEEDは普通の少年がそうなっていくまでの変化を描いているが、DESTINYは割と最初からそういうトーンなので疲れてしまうのかも。まあ、とはいえなあ。何度も何度も「普通の少年が戦争に巻き込まれて、望まない戦いを繰り返すうち、やがてエースパイロットとして成長していくが...」ってパターンを繰り返すのもそれはそれで、ってなるのもわかる。わかる。わかるんだが...
4話「自由の代償」はほとんどうつらうつらしていた気がする。
ついにデュランダルがデスティニープランを発令した。キラとラクス、アスランら志を同じくする者達は決戦の地、宇宙へと向かう。そこで待ち受けるシンとレイ。人類の行く末と希望という名の未来をかけた戦いの結末は…!? PHASE-43?50までで構成された「SEED DESTINY」再編集の完結編!
とあらすじにはあるのだが、復讐心によってにっちもさっちもいかなくなってるシンの気持ちはわからんでもないとして、3話途中あたりからレイが意味わからなくてストーリーを追う障害になっている。ラウ・ルの魂に乗り移られちゃったり最後理不尽な行動をとったりと、見終わった後もこいつがよくわかっていない。議長のこと大好きなのだけはわかる。
せっかく主人公交代かなと思ったのにキラとアスランが結局ずっとダブルヒーローやってるし、変形合体がウリっぽいインパルスは空気だしなー。SEEDが初代ガンダムをほぼ模しているのに対して、ZやZZのノリであろうことは想像できるんだけど。SEED初代の勢いが弱まっているのは、結局SEEDの裏番組的なエピソードの枠を超えてなかったということなんだろうか。
平井久司のキャラデザは懐かすぎる。目がずっとウルウルしてるんだよな、SEEDとSEED DESTINYの絵。それでもって「アスラン」「キラ」みたいに相手の名前を呼んで口をつぐむシーンが多くて、「この構図だ」と一度気になってしまうともうずっと気になってしょうがない。演出の癖があるのか、総集編で狙ってそういうのを切り出しているのかは気になるところである。
とはいえ、劇場版 SEED FREEDOM を視聴する準備はぼちぼち整ったとも言える。予告編を見たけど、「あからさまに、描線が細い...」とびっくりした。