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日記だよ

映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」

見た。これを見るためにHDリマスターを一通り見直して復習したのである。

感想は、Not for meだった。終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、文句は言いたい。言いたいぞ。

 

映像のクオリティと、ギャラ高そうな声優がいっぱい出てることを除けばいいとこがほとんどない、という凄まじさがある。このためにSEED/SEED DESTINYの総集編頑張って見直したので苦労が報われずに不満が三倍マシになってるのは自覚しているがそれでもとにかく不満だ。

 

 

そもそも全編通してなんかシャキッとしないいろんな人の信念が繰り返されるんだけど全然ピンとこない、

ポンポン気軽な核攻撃で大量虐殺が起こるんだがみんな割と気にしてない感、

短い尺なのに恋愛模様的な構図を複数挟むもんだから心情や状況の変化があまりにも汲み取りづらい、

前半に主人公チームを窮地に追い込む理由づけにすぎない敵陣営の能力や機体性能(けっきょくハッキングなどを通してキラに目標誤認させられれば物語的には十分で、超能力的なものはいらなかったのでは。。)

人格おかしいキャラを並べておけばオッケーと思ってそうな敵キャラの性格、

全てを失ったはずの主人公たちが再起を図ろうとすると苦労する間もなく新機体が手に入るこのなんと呼べばいいのかわからないお手軽さ、

悪役側は相変わらず無能な偉い人が勝てるゲームを敗北へ導く構造になっていて(いつも土壇場になって発作的な自滅をしてくるのはやめてほしい)、

ラストバトルは説明不能なブッ飛び展開でシリアス性を投げ捨てているが別に面白くはないし(地球〜月面でリアルタイム遠隔操作戦闘とか、「なにも考えてないのか」からの分身技には、さすがに笑ってしまったけど、笑わせにきたらあかんだろ)、

バスターマシン7号みたいになったラクスはなんなのか意味わからなくて(最終強化機体は無限に強いと気持ちいいって話なのか?)、

なんといっても、ラストシーンの海辺は絵面もストーリー的な位置付けも最低だと思う。なにも、どこにも物語は着地してないだろ。

 

 

どうしてこうなってしまったんだ。

 

 

閃光のハサウェイ」でも見られた、モビルスーツを巨大な怖い兵器として描く感じとか、部分的には面白いシーンもあったと思うんだけども。戦闘シーンは固唾を飲むような間とか空間の広さ(真空の怖さ?)を感じさせる演出が全くなくて、絵は精細で動きは大きいのにゴチャゴチャまとまっちゃってる印象がある。なんなんだろう。不思議。

とにかくラストバトルがダメで他の印象が上書きされすぎているが、感想をまとめようにも二度見るのは苦痛すぎて不可能という厳しさがある。

 

 

 

あと、アスランの声というか喋り方がなんか気持ち悪かったんだよな。普通に会話してるシーンなのに、湿度のある、いちいち言い含めるような喋りの癖があって。

まあ声優も20年くらい加齢しているわけなのでしょうがないのかもしれないが特にアスランの声の違和感は強かったなー。

 

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もともとの脚本家が途中で亡くなっていたのか。いろいろ破綻しているのは説明はつくが、がそれはそれとしてだな...(トーンダウン)

 

《大ヒット『ガンダムSEED FREEDOM』》亡き妻が遺したプロットから物語を作り上げた福田監督が“痛感”したこと「両澤だったらどう書くかな、といつも考えながら」 | 文春オンライン