これが明け方の様子。すっかり庭の木々の枝が丸くなってしまっている。すごい。
楽しくなっちゃって廊下に座り込んで外を眺めていた。
15日の日曜日は雨模様で、すっかり雪が溶けてしまっていたのだけど、そこから月曜日に巻き返して、火曜日の朝には一気に冬景色になっていた。
朝、ゴミを出しに家を出たら、足元からギュギュと雪を踏む音がして、ああ冬だなあという気分になった。冷たくて硬い空気と、足元のこの踏みしめる感じが冬だよね。これでええやろと裸足に浅くつっかけたスニーカーだと、くるぶしあたりまである雪の中を歩くとめっちゃかじかむ。途中で「でかい靴履いてくればよかった〜」と後悔しながらゴミ捨て場まで歩く。帰りは自分の足跡を逆に辿って大股で走る。すばやく家に帰れば寒さを感じる時間が半分になる。失う体温が半分で済むのである。でも荒々しく歩くから靴には余計な雪が入る。でも半分の時間だからこっちの方がお得だと唱えながら走る。笑っている。そういう感じ。
大雪警報が出ていた。
季節感なー。
あとは夜中じゅう走り回る除雪車の気配ね。黄色く回るランプの光と、でかいタイヤがたてる音。たいへんに騒がしいのだけど、でも夜中だからか少し肩身が狭そうに感じる活動の音。それとも、申し訳なさそうに聞こえるのは、雪が空気の振動を吸っているからかしら。