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日記だよ

昭和世代

中身のない1on1に冷める若者の心理 「仕事で本音を言う必要あるのか」:日経ビジネス電子版

これ見て、昭和世代、って言われるのか。すげえなあ、とビビってしまった。いや本筋ではないけどね。本筋の方は、まあ、ほら、よくある若者分析論なのでさておきます。

文中に、

現在50~60代の昭和世代

とあって、

ん、と思った。いわゆる氷河期世代ではないのか。

氷河期世代151人合格 国家公務員中途採用、今回まで―人事院:時事ドットコム

このへんをみるとと、国の就職氷河期世代の扱いは「1966年4月2日~86年4月1日に生まれた人が対象」とあって、

まあこれは定義とかではないけど、この辺りの世代がごそっとバブル期モーレツ会社員文化からは隔絶された世代であると見ているわけよね。

そして思いっきり日経ビジネスの記事でいう「昭和世代」を含んでいそうである。

就職氷河期世代に「仕事が生きる全て」「仕事場での承認が最重要」って価値観が支配的であったというのは、わりと世の中一般の見方とは異なるのではないかなあ。

私の仮説ですが、若者世代のほうが、「仕事が(生きる)すべて」と思っている度合いが低いのではないでしょうか。仕事以外にも趣味などでつながる有形無形のコミュニティーを持っていたり、日々様々な動画などのメディアで“面白い”ものと出合い続けていたりするわけですから。「自分ってやっぱりこれが好きだなぁ」とか「この場だけは自分を出せるなぁ」と思える場面が多元的にあるのではないかと感じています。能力主義は今もなお連綿と続いているものの、会社で評価されることだけを狙って生きていない。自分が承認される場を見つけているし、見つけようとしているのではないかと。

などと「ん」と思ったのでただのメモです。

たまに氷河期世代=若者と思っている言説を見かけるけど、実際には一世代ずれているのではないか、という。いや、違うのかな。感覚の中で、昭和世代の次に若者世代がきている?