見た。面白かったけど想定していたのとだいぶノリが違った。
強いて言えば、ドン・キホーテとかそういう喜劇的な配置を大真面目に描いてますよ、というていなのか...?
吹き替え版で見たんだけど、イケメン幼馴染くんの吹き替えの声があまりにも感情こもってなくて、シーンごとに笑ってしまう。お前絶対本心でそんなこと思ってないだろ!ってなるんだよな。モノローグとかそういうのもないので、登場人物の本心なのかなんなのかわからない会話から色々察していくしかないんだけど、展開が早くのんびり追いかけていく暇がない。バターカップ姫(この名前もひどい)も行き当たりばったりすぎるだろ。何が「もう誰も愛せない」じゃ。幼馴染の青年と心を通わせた背景とかも特にないので、後付けで「そうなのか。真実の愛なるほど」と納得するしかない。巨人と剣士のコンビもいい味なんだけど、閉じられた世界の中で正解を選ばされている感がある。が、難しく考えてもしょうがないテンポで話が進んでいく。
個人的には水車の拷問マシンと呪術師夫婦には驚いた。驚きのあまり、物語の外側の病気の子供と同じリアクションを何度かしてしまいました。ええい。何が真実の愛じゃ。
しかし、語り部のおじいさんの役割は一体...。最後のあのシーンをやりたいために物語の外側に孫に読み聞かせをするおじいさんを置いたのか。代々この本の読み聞かせをしているんだぞ、という設定はどこに繋がっているんだ。原作小説がある映画ということで、もしかしたら原作読んだらまた全然違うのかもしれない。