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日記だよ

映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」

見た。まあまあ面白かった。

フォーマットに沿って丁寧に作られた量産型の気配がする。クオリティは高い。

基本的にはゴリラとマッチョの変形バディものであり、物別れになったバディが最後に友情を取り戻し悪を倒す構造を、異種族、怪獣でかき回している。悪役があまりにもステレオタイプですごい。「クズはクズ同士助け合おう」は良いセリフだと思う。

「昔、特殊部隊にいて、社会の闇を散々見てきて嫌になった」という設定は安易すぎるし、平気開発のための遺伝子操作で宇宙で事故で落下も安易だし、悪の企業を辞めた科学者が助けてくれるのも、偶然一つだけ解毒剤が残ってるのも安易だし、ナントカの遺伝子がこういう能力を!ですべて説明できると思ってるあたり力押しすぎるしで、むしろ安易じゃないところがない。たぶん、手話で話せるゴリラというのが新奇な要素ってことなんだと思うけど、それで一本の映画を引っ張るのはやりすぎである。が、そこを俳優のハゲマッチョの笑顔と筋肉で楽しめる映画にしてしまっている。こういう映画を見るとエンターティメントの王道の安定を感じる。画面も派手で迫力がある。

ただし、楽しめるが退屈である。なんといっても安易だからだ。最初の登場人物が一通り出てくるあたりまで見たら、あとは終盤までの基本的な展開が大体わかる。会話も紋切り型の「いつものやりとり」であり、新しい人物造形に出会うことはない。ここまでくると好感が持てると思う。

 

 

ワニの造形、これは手足の生えたビオランテ(動物型)かなと思いました。