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日記だよ

2.5G化の代償

新型コロナワクチンの1回目接種をしてきた。

もともと接種券届いてすぐに予約していた。先日市のWebサイトが更新されて、「65歳未満の個別接種の予約は7月15日からです」となってて「あれ、やばい。申し込んじゃったよ・・・」と焦って接種を申し込んだ病院に電話したら「うちでは年齢制限とかしてないですから、そのままきてくれていいですよー」という優しいお返事。ありがたい。けど接種券同封のパンフとか公式Webサイトでは65歳未満は予約開始7月15日以降、接種開始は8月以降って書いているので、それだと市の公式ページを順当に読んだ65歳未満の人は接種開始8月になってしまって大変そうではある。

左の肩口に注射をした。普段は採血くらいでしか注射することないので、もっとじっくりとやるものかと思ったけど、チクッ、ぐーっ、はい終わりという感じで拍子抜けだった。採血のとき、出ていく自分の血を眺めているとすーっと意識が遠くなるのだけど、そういうこともない。

終わった後15分くらいは様子みててねーと言われて待っている。じわじわと注射したあたりが痛くなってくるが、胸が苦しくて倒れるとか息ができないとかそういうことはなかった。

帰宅してしばらくしてじわじわと痛みが広がっている。渡されたパンフレットに書いてあったけど、痛みと腫れは高い確率で当日に発生する。翌日には下痢や頭痛、倦怠感といった症状がでることが多いらしい。なるほど。パンフレットに書いてなければ自分も「うわあこのまま左半身がもうダメになるのではないか」と焦ってしまった気がする。これは未知の恐ろしい現象というわけではない。少なくとも、既知の副反応の範囲内であり、まだ慌てる必要はない、という気分にはなる。

この痛みの広がり感によく似た感覚を知っているな、と思ったけど、スズメバチに足の裏を刺された時にじわじわと足の上の方に痛みと腫れが広がっていったアレである。アレによく似ている。動くし外面上はひどい腫れがあるというわけではないのだけど、触るとうっすら膨らんでいて熱を持ち、全体が漠然とズキズキと痛む。急な症状が出たらアナフィラキシーショックの恐れがあるということがパンフレットに書かれていて、20年も昔の蜂の一刺しがここに伏線として現れるとしたら、という壮大な気分になった。もちろん、そんなことになったら困ります。