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日記だよ

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アホウドリの迷信・赤いスーツケースを持った女の子

読み始めた。 「現代英語圏異色短編コレクション」と副題がついてる。異色ってほど異色なのかわくわくする。 いかにも手触りの良い本でもったいないので少しずつ読む。こういうことができるのが大人になったってことですよ。 昔は面白い本はあっという間に読…

「要はバランスおじさん」の亜種で「初手トレードオフスライダー若者」が出現している気がする

最初は全部やれるように考えようぜ、みたいなことを思うんだけどなー。立場が微妙についてしまったので言い方を気をつけないといけない場面がたまにある。ものごとの一番最初のタイングで、訳知り顔で「まずやらないことを決めましょう」とか「全部はできな…

映画「PSYCHO-PASS Providence」

見た。攻殻機動隊イノセンス2023と言った感じのカットがいっぱいあって面白かった。雨の夜の街にヘリが回り込む場面とか、中華系のお祭りとかね。絵的にもそうだし、聖書の引用でやりとりするあたりとか。 ストーリーとしてはかなり大雑把な作りだけど、シビ…

エラーの話

「コンピュータのエラーつらいのでプログラマーの人よく耐えられますね」って意見に対して、繰り返し「世界はそもそもエラーだらけであって、コンピュータがエラーを出すことを特別扱いする意味はわからない」という表明をしたくなるのは、世界がエラーだら…

自分が不利なゲームをプレイしてつまらないと言っている状態

ブクマが集まっていたこれを 田舎で就職したら死にたくなるほど田舎が嫌いになった話 眺めてなんとなくタイトルのようなことを思ったのであった。 やばい会社は都市部にもいやになるほどある。ゲームソフトを買ったらクソゲーだった、という話であり、それが…

意識の(過剰な)高さについて

自分たちよりはるか先にいる人たちの課題意識だけを取り込んでしまうのが「意識高い」というのかもしらん。— まつさか :checked: (@ma2saka) April 17, 2024 それは 自分たちよりもはるかに先に到達した人の 現在形での課題意識を 適用できない我が身に当て…

「昔・いつも・みんな」よりも「今・これから・私たち」を語らなければならない

経験が増えるとどうしてもパターンに当てはめたくなるし、それ個別最適だよとか、他の人はこうしてるよという差分が気になったりする。 これは今この瞬間に見聞きしている目の前の出来事についてのリアルに得られる情報よりも、蓄積され考え続けてきた経験と…

アニメ「ゴブリン・スレイヤーII」について

非常に残念だった。全話視聴するのを諦めてしまった。 この残念さを分解すると、たぶん「登場人物が順番に役割にそった発言をする紙芝居になっている」「ステレオタイプな設定をごく平凡に描いてしまっている(エルフだから耳がいい、ドワーフだから酒が好き…

週末

アニメ「ファブル」見てみたけど、原作のダルそうな語尾の喋り方けっこううまく再現されている気がしてすごいなーと思った。「プロとしてなーー」 アニメ「ゴブリン・スレイヤーII」見てなかったので少し見てみたのだけど、パーティが増えることによるスピー…

映画「Five Star Stories」

みた。言わずと知れた長寿漫画の、1989年のアニメ映画である。 原作を見てないと何もわからないのは、まあそれはそう。原作未読の人には特にお勧めするところはない。原作読者は多分見たことあるだろうから特にお勧めすることはない。あれ、これは誰にお勧め…

日記です。 ちょっと前に、「もう無理」とか「オエっとなる」など身体感覚で批判を言い出すのは決まって女性だ、というやつが流行っていたけど、「外国の人にこう思われるのが恥ずかしい」という批判を書くのはどういうプロファイルになるんだろうか。という…

映画「アフリカ珍道中」

見た。割と面白かったが、時代感は強く感じる。食人族のネタとか、人間大砲とか、「警察に追われる」の軽さとかね。アフリカの秘境感はすごい。 騙したり騙されたりすることに重さが皆無であった。フレイザーとチャック(でいいのか?)は始終お互いを騙して…

映画「少林寺」

見た。割と良かった。けど、やっぱ、アクションシーンが長いんだよなぁ。たぶん、戦闘中に、誰がどう言う戦局の中で、どんな役割を持って戦っているのか、みたいな文脈が不足しているのだと思う。演舞を眺めてる感じになるのよな。 中国のこの手の映画はやは…

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」

見たはずなんだがあんまり覚えてないんだよなー。アクションシーンが長かったのと、不平等条約!だけ覚えている。武術の団体がヤクザ的な連中と抗争するのはこの時代を描いた中国映画では鉄板。ここまで鉄板ということはある程度リアリティがあるのだろうな。…

映画「ミラノの奇蹟」

見てない。 断片的に眺めていたがあんまり話がわからなかった。「自転車泥棒」のチェーザレさんの脚本らしいが通じるものがあったかどうかはなんともいえない。 ミラノの郊外を舞台にしている?のか。荒地にバラックを立ててなんとか生き延びようとする貧乏…

目的と手段

重要な達成地点の変更を行う意思決定と、目的のための過程における妥当さを目指した意思決定があって、戦略と戦術だよとか嘯いたりもするけども、前者と後者ではロジックや腰の重さが違うから、これらを同列に扱うと話がややこしくなる。が、前者が変更され…

続き部屋に配置したCINEMA40とNR1711でリモコンの信号が混線する問題

もともとホームシアター環境の中心においていたMarantz NR1711を、先日Marantz CINEMA40にアップグレードしたんだけど、余ったNR1711はそのまま隣の部屋のテレビに繋ぐことにした。 のだけど、隣の部屋でアンプのセットアップをしようとリモコン操作をすると…

吸音パネルの自作を開始した

立て看板にしか見えないものをビルドした。 pic.twitter.com/4CbLKD8bTc— まつさか :checked: (@ma2saka) March 31, 2024 杉の角棒とコンパネ材を用いている。コンパネ材は180x90のサイズのやつをホームセンターで買うときに4等分して、45 x 90にしてもらっ…

映画「終身犯」

みた。面白かった! 終身刑を宣告された囚人でありながら、獄中で鳥類の研究を続け、鳥類学の権威となったロバート・フランクリン・ストラウドの実話の映画化。 wikipediaよりですが、実話ベースの話...ってハードすぎて大迫力である。ストラウドさん、冒頭の…