みた。面白かった!
終身刑を宣告された囚人でありながら、獄中で鳥類の研究を続け、鳥類学の権威となったロバート・フランクリン・ストラウドの実話の映画化。
wikipediaよりですが、実話ベースの話...ってハードすぎて大迫力である。ストラウドさん、冒頭のやけっぱちさから鋭い知性というよりは頑迷さが押し出されているんだけど、とにかく足腰がしっかりした人物で、なるほどこのような人生を送ることになったのだなあとラストから振り返って納得してしまう、というそういう映画になっている。
たまにこういう、獄中でなんらかの権威に到達した実際の話があってすごいですよね。
オックスフォード英語辞典の編纂に多大な貢献をした獄中の天才マイナーさんを描いた「博士と狂人」なども生き方に凄みがありすぎた。
自分は初見だったんですが、妻が「昔カラー映画で見た覚えがあったんだけど、気のせいだった」と言っていたのが面白かった。古い記憶にはそういうのありますよね。実際にはいシーンを記憶していたり。子供の頃と吹き替え声優や字幕が違っているなんてことは実際にあるし。