見た。面白かった。
実際の名バイオリニストであるハイフェッツが演奏するのがポイントの教養映画。であることを知らずに、なんならハイフェッツが実在の人物であることも知らなかった。
> ヤッシャ・ハイフェッツ は、20世紀を代表するヴァイオリニストであり、「ヴァイオリニストの王」と称された。
それを頭に入れてみると見ないとでは焦点変わっちゃいそうだな。
本筋の物語はありがちな感じはするけどよく作られた短編小説みたいな味わいがある。悪い友達とつるんでいて少年院に入れられそうになり家出をした主人公、偶然ハイフェッツの演奏を聴いて感動してバイオリン引いてて、うっかり音楽学校に通えることになる。しかし音楽学校は資金難でな、という筋書き。
主人公の少年がワルであることも、悪い仲間、手癖の悪さもちゃんと物語に機能するし、子供の頃親から演奏習ってたことも伏線になってて無駄がない。
好みは分かれそうなとこはあるけど、自分は結構好きだった。