プロダクトマネジメントのフレームワーク（UX, Tech, Business）に当てはめて考えてみる。横断的技術組織はその存在自体がプロダクトみたいなもんなので、プロダクトマネジメントのフレームワークは有効だと思う。
なおうろ覚えで円を三つ描いたとき、特に理由なく Business を上においたけどヒエラルキー的な表現の意図はない。
ここでのUXはもちろん社内の各種ステークホルダーについてのUXであるし、Businessは自分たちの提供するサービスをちゃんと使ってもらう働きかけ、ニーズの吸い上げ、ビジネス価値があることの説明と予算の獲得などが含まれてくる。Techはそれらを支えるための機能を維持発展させるという話だ。なるほどわかりやすい。
最初「おれたちが提供するUXは、開発者のDXだ」みたいなキャッチーなフレーズを捻り出そうと考えていたんだけど、まあ考えてみると別に開発者に寄らないわけだよね。経営層が必要なときに必要な情報を得られるのも、ビジネス意思決定層にとってリスクが可視化されるのも、新入社員がスムーズにものごとを理解できるのも全てUXの先にあるものに違いない。
最初ものごとの優先度を決定する機能を Business に置いていたが、ここは Tech と Business と UX 3者の交点に存在する話だなと思った。
