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日記だよ

映画「キャストアウェイ」

みた。面白かった。

ロビンソンクルーソー系の映画はいろいろあるけどこれはかなりの佳作であると思う。長くはないけどハラハラな漂流はコンチキ号とかパイと虎のアレを連想する感じだし、スイス・アーミーマン的な友達を生み出す孤独の圧力もよい。自然の猛威感もすごくて、何度も「水がいっぱい押し寄せてくると怖いなぁ」とビビっていた。

 

海沿いに住んでいるので、ということもあり、朝起きたら津波で家が丸ごと流されていたらどうしよう、というようなことはよく考える。先日は大雨で広い地域に被害があったが、うちは幸い大きな困りごともなく(井戸のポンプがいかれて断水したくらい)すんではいる。ただこれは偶然には違いはない。こういう映画を見ると「いざという時に生き延びられるだろうか」「心の強さがあるだろうか」と自分について考えてしまう。

まず泳げない気がするんだよな。海水は塩分が含まれていて真水よりも浮きやすい、などの知識はあるが実際泳いだことなんてずいぶんないので、今海に投げ出されたら立ち泳ぎのやり方とかを思い出している間に沈んでしまうだろう。

 

それにしても悲しい映画だった。