「必要なことだけど優先度が上がらない」に対して、「あなたはどういう優先順位だと思いますか、並び替えてみてください」とシンプルに会話ができる点で一本化されたバックログは便利な気はしている。並び替える対象があると会話しやすいし、同じタスクリストを共有しているという状況が対等な議論を可能にする。
ただこういうのは、部分に対して適切な洞察を提供するメンバーに対して抑止的に働くかもしれない。あるタスクが間違って認識されているということに気がついて、それを訂正するべきだ、というシンプルな意見に対して「全体の並び替えを行わないなら黙ってろ」と聞こえかねない。状況が変わったので再考するべきではないか、という意見はいつだって大事だ。
難しいね。
