名作。遥か昔に見たことあると思うけどディテールほとんど覚えてなくて新鮮に見た。
Netflixみたいなやつで見る時は、エンドロールの名曲が流れるところで勝手にPLUTOへ飛ばされて余韻が台無しという経験について気をつけてください。
内容はまあ、4人の悪ガキキッズが電車に轢かれた死体を見つけた兄貴たちの会話を盗み聞きして「死体を見つけに行こう」と50kmくらい離れた山奥まで一晩歩いていくという、言ってみればそれだけのものである。それだけなのが良い。「バカ」の解像度が高すぎるし、階層社会的な課題感をおストレートに描くスタイルも、人を迫害する大人の姿をほとんど描かないにも関わらずさまざまな形で子どもたちの周囲に存在する壁や泥濘の存在感もすごい。
最後、「明日は労働者の日だ」で笑ってしまった。明日は勤労感謝の日ですね。
