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日記だよ

リビングのテレビをPCモニタにしている

現在、我が家の Windows PCはリビングのTVにつながっている。

もともとは仕事用に Windows 機を組んだものなのだけど、結局仕事では会社支給の Macbook Pro を自宅でも使うようになったし、自室で足元で動かすには稼働音が煩くてけっこう気になるなどがあり、あんまり起動しなくなっていた。ならばと中身をセットアップし直し、Steam マシンとしてゲーム機に仕立ててリビングに配置したのである。リビングの隅で動かす分には稼働音もそれほど気にならないし、LEDがぴかぴか光って格好いい。なにより Factorio とか、 Cities Skylines とか Railways Empires のようなゲームは画面がでかいと単純に快適。

さてTVでパソコンである。

かつて液晶テレビが普及し始めた頃に何度か試しては、解像度や遅延の関係で何度か諦めた記憶があって、そのせいでちょっと警戒心を持っていたのだけど、あっけないくらいいい感じになってしまった。

低遅延で動作するゲームモードとかがついてるテレビであればマウスやキーボード入力に画面が遅れたりチラつくということはないし、有機ELの最近のテレビはそこらへんのPC用液晶なんかより視野角も解像感も良く、当然2m近く離れて見ているので目もあまり疲れない・・・ような気がする(輝度相当高いし、実際のところどうなのかは不明)。一度知らずのうちに動き補正機能みたいなのが有効になってしまって、「マウスとかキーボードの動作がおかしい! 反応が悪いし入力を取りこぼしているのではないか」とデバイスドライバとか機械の故障を疑ってしまう、ということがあったけど、基本的には特に問題はなく普通の大画面4Kディスプレイとして利用できる。HDMI経由で音は飛んでARCでステレオに出力される。

利用しているのは以下、SonyのA1とZ9F。

www.sony.jp

www.sony.jp

A1は「画面が斜めになってる! かっこいい! 音が画面の真ん中から出ている!*1」と言って買ったもの。Z9Fはリアスピーカーが無線*2というだけの理由でチョイスしたもの。こういう理由で結果的に sony に揃ってしまうので、やはり sony さんはパーソナルフィールドスピーカー PFR-V1の後続を開発するべきではないでしょうか。低音を出してる耳にあたるパイプの樹脂が劣化してしまって可哀想なことになっているのです。

で、基本的にはとても快適に利用できているのだけど、いまのところ難点が二つある。

ひとつはHDMI経由の電源連動とかが弱いのでPCの電源入れたらTVも電源入ってくれたり、入力切り替えたりといった、最近のゲーム機やセットトップボックスではだいたいやってくれることができず、テレビのリモコンに手を伸ばす必要がどうしても出てくること。最近は本当にテレビを直接操作することが減っているので、地味にストレスがある。BIOS的には HDMI-CEC はサポートしているので電源連動はできるんだけど、スタンバイモード復帰の挙動がどうも怪しくて採用に至っていない。今度の週末ではそこらへんやっつけたいところ。

もうひとつは、Windows Hello 対応のカメラを使っていたのだけど、1.5mも離れていると顔を認識してくれないのである。これは仕方がない・・・のか? 結局PIN入力になっているのだけど、顔認証ができないとかなり利便性が下がるので、こいつもなんとかしたい。ただなーこれは機材買うしか解決策がないような気もする。Kinect for PCも処分してしまったしなぁ。

あとこれは PC 連動とは関係ない話なんだけど、Z9Fはたまに他機器との連動に失敗する。トリガーが何かは不明だけど、ARC経由での音が出なくなるんだよね。テレビ(A1)の方の問題なような気もする。A1側には「オーディオインターフェイスとの通信に失敗しました」と表示される。ただA1やZ9Fを電源オフ - オンすると復活する。まあ致命的に困ることではない・・・。

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こういう感じ

*1:A1は画面を震わせて音を出す仕組みを搭載している。たいへん画期的で最高なのだけど残念ながらステレオセットから普段は音を出すので活躍する機会はない幻の仕様である。

*2:なおリアスピーカーは別売