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日記だよ

生き延びたハードワークは楽しかった記憶になるのでバイアスがかかる

生存バイアスという言葉はもう一般化した感じがしますね。

実際、よくわからないお祭り状態で大量のアドレナリンが出てた記憶があり、どうしても楽しかった感があるんですよね。アドレナリンジャンキーである。でも当然、ハードワーク中に倒れて行った仲間たちもいるわけです。だから、「なんとなく楽しかった思い出がある」は事実として、それ以上一般化しない分別が必要です。「デスマーチ、生き延びられたら後から笑い話になるよ」以上のものではない。笑い話にするしかないという話もある。

ハードワークの方が成長するのか。まあ成長しますよね。ハードワークって別に長時間労働ってことではなくて、高いストレスがかかる難しい問題への取り組みとしてここでは置きますけど、ストレスがかからない簡単な仕事への取り組みの方が成長するなんてことはない。ストレスがかからない難しい仕事と比較すると難しい。ストレスっていうとすぐに人間関係とか生活のことに変換してしまう人がいるけど、まあここではもうちょっとシンプルにプレッシャー下にあるというくらいの意味で使っています。でもなー自分は本当に怠け者なので適度なストレス環境下でなければ本気で仕事できないところがあるんだよなー。そういう意味でハードワークの方が成長する、とは思っています。これも、「怠け者は」と但し書きをつけざるを得ない。

例えば子育て中にいろんなものを効率よくやらないといけない、みたいな話がある。あれはその人の生活全体を見ると極度なハードワークだと思うんですよ。子供の安全と成長と生活、全部背負ってるのいかにも高ストレス下での仕事ですよね。「成長する」のがその人個人であるわけなので、職場だけを切り取ってもしょうがない。個人としての人生は1日24時間存在している。