みました。
世間の評価がめちゃくちゃ高いので楽しみにしていた。重々しい史実を背景に説得力を持ってきて、あとは勢いで細かいところを全部片付けて、おっさん同士の友情・信頼・信念をひたすら積み上げた怪作でした。
順当にたいへん面白いのですが、元気に酒を飲んでいたこともあり途中ちょっとうとうとしてしまった。3時間の映画に体が耐えられなくっている。
音響や映像が大変良くて、家庭用サイズのテレビとか手元のタブレットやスマホで見るのはもったいない。劇場で見てくれ、という人が多いのも頷く感じ。
一緒に見ていた妻が終始「なんだよイチャイチャしやがって」「おっ、彼氏の彼氏が登場か?」「絆を深める無声のシークエンスの連続は完全にラブラブを表してる」「これ女いらなくね?」とテンションあがっていたので、単にバディムービーとは片付けられない何かを感じました。最後まで静かに座って視聴するよりワイワイ見るのがあってる映画ですね。
先日見たダンジョンズ・アンド・ドラゴンズもそうだったけどアクションがすごく良かった。冒頭の大群衆の一対多の乱闘も、中盤の水と炎の対決シーンも最高だった。ちょっと前にパルクールアクションが流行ったあとああいう次々と状況が変わっていく疾走感あるシーンの作り方は手法として定着した感じがします。
