予想通り BoxVR改めFitXR と BeatSaber 端末になっている。BeatSaber は BMBF というツールを利用することでカスタム曲やmod を突っ込むことができて、まあ、個人の責任範囲内ではあるが割合自由にあれこれできる*1。意外に韓国の釣りゲー Real VR Fishing が楽しくてよい。国産ゲームはこれからだろうけど、いろいろ出てくるといいなと思う。期待感のある完成度のデバイスではある。PCと接続しなくてよいのは想像よりも快適で、朝起きて風呂に入る前にちょっと体をうごかす、とかのカジュアルなペースでのプレイが保てている。スピーカーも前評判ほど残念な印象はなく、気軽にAmazon Prime / Netflix を起動して大画面でアニメ見るぞみたいなことができて楽しい。
ただし、いわゆるVRゲームは上記の3本くらいしか今のところプレイしているものはない。ゲームの揃いはやはり後一歩であって、ニンテンドーDSの初期の頃にあった*2手探り・実験的な雰囲気の漂うおもちゃ感とでも言えばいいのかな。よくわからないゲームをやってみる、発想は面白いけど後一歩かな、返品…みたいなことを定期的にやっている。
そうそう返品、返金かな。Oculus のストアは2週間でプレイ時間2時間未満なら返金可能で、これは面白い取り組みだなと思ったのですよ。
Oculusストアで購入したOculus Quest 2やQuestのコンテンツについて、返金プロセスのしくみを教えてください。
Oculus Quest 2やQuestのコンテンツの場合、コンテンツの使用時間が2時間未満で購入から14日以内に返金をリクエストした場合、返金対象となる可能性があります。
ドキュメントには「返金対象になる可能性がある」って書いてるけど、基本的には返金してもらえると考えて良さそう。もちろん、悪質な感じの使い方してるとダメなんだろうけど。買って返金をずっと繰り返すとかね。
このやり方、まずゲームメーカーに対して「体験版」を開発する手間が少なそうだし、2時間で底が見えるゲームを作ると痛い目を見るのでそれなりのサイズのゲームを作る動機付けになっているのじゃないか。「つまらないゲームを買ってしまった」と盛り上がっちゃって低評価つけまくるアンチになったりもしづらそうだし、返金理由として「ここが期待と違った」と書きやすくてフィードバックが多く得られそう。なんかうまく作られているな、ゲームや本体とは別のところで感心するなど。
あ、ただ Web の作りは正直快適とはとても言えないものはあります。まーしかしHTC Viveもサービスサイトの作りは苦しい感じがするし、なんだろうね。そういうものって感じなんだろうか。