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日記だよ

批評家になることを恐れないようにする

批評家であること・そう見做されることを恐れて発言しない、というマインドもあるなぁ、と最近は思っています。「そう見做されることを恐れる」ってけっこう厄介な感覚で、たぶん、これは実体のない恐怖ではないわけです。こいつ批評家タイプだなと見做されてしまったら本当にいろんなことがうまくいかなくなる、というのは、けっこう強い確信がある。しかし部署の技術領域がどんどん変化していく、業務上の関心領域の複雑度もどんどん変化していく、社内でのポジションも変わってキャッチアップに時間がかかる、みたいな状況の時に、ある側面で自分は批評家の距離感でしかいられないなってケースがあるし、それを糊塗すべきではないなという気持ちになってきました。当事者である特権性がないこと、翻って当事者ではないことに引け目を感じる必要はないし、自分は自分の仕事の当事者性でもってものごとに当たっているので、それが相手から批評家の距離感であるとしても、それは仕方がない。ただ、そう見做されることを恐れて手が遅くならないようにしないといかんなぁと、そんなことを思う今日この頃です。