読んだ。よかった。
読んだことなかったのが悔やまれる、好みの短編集だった。でも邦訳されているのは本作含めて短編集は二冊しかない。
アイディア一つでシュッと一つのお話が完結していて、でもストーリーの外側に世界がまだまだ広がってそうという、窓を通して異世界を見ているような気分になる読後感がある。
長編カエアンの聖衣は特殊で意思すら持つような衣服が出てくるお話らしく、そちらも読みたい。モチーフだいぶ突飛だけど、どこかで聞いたな・・・? と思ったらキルラキルとかグレンラガンの脚本描いてる中島かずきが解説寄せてて影響受けたと書いている。なるほど。