このまま冬ごもりの準備ができない熊が大量にいるまま雪の季節を迎えたら人里に大挙して出現して大変な感じになるんじゃないか、と思うとけっこう怖い。
日々、熊による害のニュースが目に入る。身近な脅威だ。
農作業や山菜採りしてた人が目撃した、襲われた、という感じから、バス停で襲われた、学校の敷地に出入りしている、車庫の中にいて被害にあった、庭の柿の木に登って食ってた、袋に入った農作物を漁っていた...と飢えた猛獣が徐々に距離を詰めてきている報道が恐ろしい。うちは海沿いで山からけっこう離れている、と思いきや、うちから車で15分くらいのよくいくスーパーマーケットの近くでも目撃情報があり他人事ではない。地図で航空写真を見ると、すぐそばまで深めの森や林が広がっているので、熊が真面目に海を目指せばそんなに無理な感じでもないのだ。つまり、朝起きてカーテンを開けたら熊と目が合いました、なんてのは全然起こり得るということである。怖い。
