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日記だよ

「気軽に相談してよ」という受け身の姿勢の限界

相手からすると解決に確約やコミットメントを受けることができず、こちらが時間を使うことについて正当性がわからない(仕事なので当然やります、ではなく、こちらがどの程度時間とコミットを持てるかは向こうには分からない)ために物事が差し迫りつつある状態で時間を割いて相談する対象になるかというとなりづらい。

ではいつ相談が発生するかというと、

まず初手で途方に暮れている場合があって、その段階で話を聞いても「どんどんサイクル回していこう」「小さく失敗を」「恐れないで」以外に言うことがなかったりするので割愛して。

次にいかにも多いのがリスクが色々顕在化してしまい、「普通にやってはどうしようもない」状態になって初めてすがる藁として登場するケース。毎度「もっと早く言ってよ」という話になる。が、それは結果論であって、普通の人は、自分たちの力で処理するべきことをただの善意の誰かに気軽に相談するかというとしないわけです。そりゃそうよね。確度の問題でそうなる。対処方法見えている問題にいちいちコンテキストの説明からしないといけない外部者入れないですよ。

かくして、

「気軽に相談してよ」と言ってても、本当に気軽なふわっとした相談か、どう転んでも辛いことになる局面での悲しい話しか出てこないなんてことになる。

受け身姿勢だとそこに行き着いてしまうんでないかなぁ。