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日記だよ

Netflixアニメ「バスタード! 暗黒の破壊神」

見た。見たぞ。

「少年漫画」を妙にアピールしている。スプリガンとかはスマホ使うようになったりと現代に合わせてリライトされているが、こちらは良くも悪くもノリが当時のままである。エロもギャグもそのまま。テンポは現代アニメ風でちょっと変な感じだけど、見ているうちに割と慣れた。D.S.の声が甲高い感じで最初違和感あったものの、これはメタル声なのでは? という気持ちになったらそういうものかなと思えた。

インターネットでは「作画が残念」「濃密さが失われて薄くなった」「戦闘シーンがカッコ悪い」と散々だが、思い出補正8割とはいえ、思ったより楽しく見れた。そう、23話までは...。

それなりに盛り上がっていたアビゲイル戦なのにいちばんのクライマックスシーンで突然のアニメオリジナル展開が差し込まれ、しかもそれが面白くないのである。

例えるならダイの大冒険でポップが最終決戦でルーラで下界に向かおうとして結界に阻まれ落下したあと、「閃光のように生きてやるぜウオー」って盛り上がるまでの間にまるまる1話まぞっほの回が挟まるとか、ジョジョ三部で吹っ飛ばされたDIOがジョセフの血を吸って復活した後、アブドゥルの蘇生チームの奮闘を描く退屈なシーンが1話オリジナルで挟まるとか、ドラゴンボールZで最後の一瞬の直前に睨み合って「あいつの気が大きくなっていく...」とモノローグだけで3話くらい続いたりとか*1、そういう感じだと思うと良さそう。

とにかく納得いかなかったんですよ。これはしばらく尾を引きそう。気持ちが。

*1:ドラゴンボールZは尺の引き伸ばしは酷かったものの、許せない感じの改変ではなかったけど