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日記だよ

映画「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」

これ面白かったんだけど監督の名前をすぐ忘れる。

アキ・カウリスマキ監督。アマゾンプライムにいっぱい作品が配信されている。

やっぱあれだよな。自由の国アメリカへの憧憬はあって、それはリズムアンドブルースでロックンロールであり、サングラスとリーゼントですよね。そしてビール。

カチカチに固めたとんがりリーゼントに、同じように爪先のとがった靴をはき、旧ソ連の軍服でR&Rを唄いまくる怪しの集団、レニングラードカウボーイズを主役に、ロシアを思わせるツンドラ地帯の故郷を後にした民俗音楽バンドが、ひと山あてようと企むマネージャー(M・ペロンパー)にそそのかされ、アメリカへ渡り、クラブ回りをするが初めはまるでウケない。だが、そのうち本場のロックの洗礼を受け、ユニークなR&Rバンドに変貌。結婚式でのダンス伴奏の依頼を受けて行ったメキシコで、その音楽性との完全な調和を見出す。

( https://www.allcinema.net/cinema/25443 )

この解説からしてすでに面白いのだ。そしてこの解説通りなんだけど、なんとなく正統派のバンドの成長物語とかを想像すると盛大に間違ってしまう。もっとおかしな何かだ。

たしか、これ見るのと前後して「南無ロックンロール二十一部経」を読んだんだった。ロックとは何か俺にはもうわからなくなっている。もともとわかってなかったが、今は「何もわからないものだ」ということがわかる。