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日記だよ

「文句をいうなら対案を出せ」はとにかく嫌いな構文なんだけど

何が嫌いといって、相手が問題点の発見をしているに過ぎない時、それを否定する権威や暴力の気配を感じるからですね。相手の行動を制限する力が私にはあるのだという話をしている。

「俺が納得する対案がなければ黙ってろ」は最悪じゃないですか。解決策がなくても問題を発見してよいし、むしろ問題はどんどん発見すべきだし、解決策を持っている人の目に止まるようにしていくべき。「これは問題なのではないか」という提起は大事です。それがないとスーパーマンではないマネジメント率いる現実の組織はすぐ滅ぶ。

まー、別に現職でそのようなことがあった、というわけではないですが、自分の不満をマネジメントの無能や文化的な低劣さのようなものにすり替えたり、フォロワーシップをまるっと放棄した上で放棄させた原因は周りにあると言わんばかりの意見を見かけると、「文句があるなら対案を出せ」とついうっかり言ってしまうこともあるんだろうな、と思う。わからなくはない。なのですが、そのロジックは不愉快なのです。だから、「対案がなくても問題を発見したら、それが問題点だと思うと言って良い」と呪文のように言い続けている。