「立場で仕事してるな」と思った時が転職しどきという気はする。そうならないようにしたいが能力限界が邪魔をする。
難しい、立て込んだ問題に解決策の仮定を見つけ出したあとは、あとはのんびり遂行するだけだったりして、そこでは能力発揮はほとんどなくて、立場と権限によって遂行しているだけ、という気分になる。これではいけない。
組織内で自分しか取り組んでいない課題というのは面白いもので、自分が給料なりだろうというところに律速される。「このくらいやっとけば標準プラスアルファな成果だとみなされだろう」*1というところでブレーキかかっているのではないか、といつも疑っている。たぶん、それは実際にあるのだ。おそらくそれが老化。最悪。
自分が他の人より効率的にこなせる仕事には偏りがある。多くの分野は人並みでしかないし、むしろ劣っていることも多い。強いところ以外で高いバリューは出せないので、さすらいのハンマーとして叩く釘を探してうろうろすることになる。一回打ち込んだ釘だってしばらくしたらグラグラしているかもしれない。「この釘はおれが一番うまくうてるんだ」などの感覚は、若い頃は傲慢だったけど、おっさんになると老化以外の何者でもないなと思う。
自分が他の人より効率的にこなせる仕事
これを増やして、強化していかなければいけない。
*1:サラリーマンの処世術は常に期待値よりちょっとだけ高い成果を出すものだ、などの教えに従うとそうなる。限界の成果をあげても昇給には上限があるので、いっていの期間に分割して成果を出し続けた方が昇給額が最大化される