屋根と壁の塗装がはじまる。まず足場を組んで洗浄をする。
屋根はトタンを洗浄した後、錆止めを塗り、その上に塗料を重ねていく。二液とか三液とか重ねて強くするらしい。シリコンで強化したりする。
壁も洗浄から入る。カビや藻を落とす必要がある。藻は雨だれが壁に跳ねるあたりの日陰の壁に黒く広がっていてビビる。これ藻なんですか。藻です。はい。
我が家はいわゆる昭和風の日本家屋で、木で組まれた柱の間に土壁があり、その外側にサイディングの壁がある。屋根はその上に乗っかっている。壁と軒天の間には割と普通に隙間があり、昔ながらの「風通しのいい家」になっている。隙間風が入るという意味でもある。
で、外壁の洗浄で高圧洗浄で水をガッとぶちまけるのだけど、その圧力で隙間から水が侵入してリビングで雨漏りするという事件があった。雨漏りですよ。雨漏り! 天井裏を確認してもらって、とりあえず早めに気がついたので対処はできたんだけど、もし天井の石膏ボードが傷んでたら交換してもらわないと困るよ、って話をしないといけなくて気重でした。これはいかにも相手業者のミスとはいえ、現場の職人のミスでリフォーム全体の利益吹っ飛びかねないだろうから、なんとなく気重にもなる。職人さんも若そうだったので。むーん。
使ってない和式トイレのリフォームについては再見積もりとなっていたけどまだ連絡はない。急がないって話はしたので、いいんだけど、今何の話が進んでいて、それぞれどういうステータスで誰にボールがあって、というのを忘れそうで困る。塗装などは梅雨時期の前にやりたいけどあんまり温度が低いとできない、外壁の足場が組まれていると窓とかのリフォームはやりづらい、補助金の関係で4月に入ってから工事完了してほしいところがある、屋根を支えている柱の補強などは屋根の塗装の仕上げ前にやりたい。などの依存関係があり、関係する業者とのやりとりや費用発生タイミングなどもいろいろなので、「これは仕事と同じ脳のモードでやらないといけないな」と思う。