プロジェクターの広告を考えている人へ。
明るい部屋で白い壁に投影しているプロジェクターのイメージ映像なんですが、原理的に間違っても周りの白い壁より暗くなることはありえないので、投影範囲に明らかに黒い枠とか影の描写は周囲とのコントラスト比でそう見えるという主張はわかりつつもやはり盛りすぎなのではないですか? もしかして周囲と地続きの白い壁と見せかけて耐外光スクリーンの生地を壁に貼ってる設定なのですか?
キッチンラックやテレビボードの広告を考えている人へ。
家電を可愛らしくスマートに配置するイメージ画像はきれいで新生活をわくわくさせるものですが、電源コードの配線イメージも合わせてご提示いただければと思います! だいたい家電の数だけ電源コードがあり、上段に配置した家電のコードは中断も下段も抜いてぶら下がるのですが、イメージ画像にはそれがないので不自然にすっきり見えているように思います。それとも普段は電源ケーブルは取り外しておく家庭の設定でしょうか?
皮肉めに書いたけど、書いてから「真のおしゃれ家庭はそのくらいするのかもしれない」という気持ちになってきた。つまり自分が「そんな面倒なことしないだろう」と思い込んでいるだけではないか。
ゲーム機とかも「使う時に箱から出してきて終わったら箱に入れて片付ける」みたいな几帳面なことを実行している家もあるんだろう。ないわー、と感覚的に思うけど、同時にそれは自分が荒々しい家庭で育ったからで、丁寧な家庭(たとえば皇族とか)はきっと「今日は何時から何時までパソコンをしよう」と決めたらパソコンを取り出して勉強机にセットしてパソコンをする、というようなことをやるのかもしれない。映画を見よう、と決めたら壁にスクリーンを展開してプロジェクターを取り出してセッティングして、という儀式をするかもしれない。
使う時に準備して終わったら片付ける、というのはもしかしたら割と当たり前のことなのかもしれない。そんな、人として当たり前のことができないのは、あるいはあなただけかもしれませんよ?(いや俺か?)