行ってきた。平日昼間ということもあり、特に待たされたりすることもなく入店。店員さんがスタンバイしていて客を案内している。入り口の券売機、セルフのお水、座席の指示と流れてスムーズだった。面白い。
店内は昔の喫茶店みたいな感じ、ラーメン屋にありがちな筆文字のメッセージとかお店の由来、こだわり説明とかのテーマ感はない。
とりあえず看板メニューってことで酸辣湯麺パクチー乗せで1000円。辛さは三段階が選べるけど無難に中辛で。けっこう辛さは強くてこれは正解だったと思われる。
パクチーはそんなにガツンという感じじゃなかった。ラー油と餡がかかっていて、箸を突っ込むとモワッと辛い匂いがする。辛さよりむしろ酸味が強くて食べやすくてうまい、と思ったけど食べ進めると油にコーティングされた辛さがじわじわと効いてくる。暑いと思ってたけどこれは辛いのではないか？
今の時期よりもっと暑い時期だとハマる味かもしれない。半熟よりやや生に近い卵がマイルドさを演出しているが、これは大辛とかに挑む際は生命線になるのかも。しかし次来たら塩ラーメンも食べてみたいし隣の客が食べてたまぜそばも捨てがたい。
作業服着たお兄さんたちが座敷で食ってて「十五、六も下の女と付き合うのは本当に大変」「日常会話が成り立たない」「スポーツ見ないし車も持ってない」などと気になる会話をしていて良かった。「もうさ、全部セクハラな訳よ。週末なにしてた？とか聞けないわけ」「職場に早く馴染んでもらおうって誘ったら後から上に文句言われてなにそれって話よ」など世知辛い話もしていた。大変そうである。
