0xf

日記だよ

天王グリーンランドの温泉が停止中なのはけっこう根が深かった

市産業課と施設指定管理者の市第三セクター・天王グリーンランドによると、先月12日の営業開始前、お湯に泥が多く含まれているのをスタッフが確認した。湯量は十分に出ていたが、泥や土のような匂いもしたといい、衛生面で入浴に適さないと判断し源泉の利用をやめた。

 同社は浴槽などにたまっていた泥を洗浄し、沸かし湯で営業を続けている。普段の入浴料は大人500円だが、現在は入湯税分を差し引いて350円としている。

 天王グリーンランド秋田県潟上市)内にある市有温泉施設「天王温泉くらら」の源泉のお湯に泥が混じった問題で、井戸の補修が難しいことが分かり、市は補修を断念した。現在は地下水を沸かして営業しており、今後も沸かし湯を続けるか、あるいは約1億4千万円をかけて新たに温泉を掘削するかで、市は頭を悩ませている。

別に温泉でなくても地下水加温でもいいんじゃないのとは思うが、やはり温泉と銭湯ではコンセプトが異なるんだろうか。運営に支障がなくても、たとえば近辺で使われている飲用の地下水を枯渇させてしまったりする懸念とかあるのかもしれない。

湯を沸かすための電力や燃料費が増えるので入浴料金があがるのかなと思ったら入湯税が引かれて減っているのも面白い。もともと低い温度の源泉を加温(って言い方初めて見た)していたので組み上げた地下水を沸かすための設備があったというのは不幸中の幸いという感じなんだろう。