JR男鹿駅徒歩1分くらいのところにある。ランチもあるらしい。夜は最大8席で完全予約制。電車の時間を考えて平日は19時、休日は18時スタートのみ、というごくごく小規模なお店。自分が立ち寄ったときは、自分たちも含めてお客は4人のみだった。
予約は coubic さん。
醸造所直営ということで、料理と日本酒のペアで出してくれる。(お好みで頼むこともできる)ノンアルコールでもちゃんと選んでくれるので車でも安心です。一緒に行くメンツがみんな飲兵衛だと、誰が飲むのか・運転手をやるのかで喧嘩になりそうな気配もある。
料理について
ご当地食材がメインで、料理一皿ごとにシェフの解説と、お酒の解説がされる。朝採れた魚に朝採れたハーブを組み合わせて日替わりでメニューが変わるらしい。酒屋さんなので田んぼ持ってるのは不思議はないが、畑も持ってるのはすごい。ハーブなども自家製のものがけっこうあるようだった。ふむふむ。
7品のコースだったんだけど自分の料理についての知識やボキャブラリーが弱すぎるせいで、きちんと表現できない。
- ナスとアジをいい感じにしたもの
- 舞茸のスープ
- 甘鯛とハーブをいい感じにしたもの
- レタスの蒸し焼き
- ナマハゲ牛のステーキ (https://www.wagyu-namahage.com/)
- 異常においしい鯖寿司
- おいしいティラミス
- 最後にどぶろく頼んだらおつまみで山羊のチーズもらった
なんか、自分がカタコトで料理の説明書くと全部惜しい感じだな...。全体的に非常に美味しかったんだけどな...。料理とのペアリングはめっちゃ良かった。思わず2本お土産に買ってきてしまった。山羊のチーズめちゃよかったんだけどこれは売り物ではないそう。オシイ。
お酒について
出てきたお酒はたぶんこんな感じ。途中の料理との組み合わせは覚えてない。
- 稲と麹 - たぶんナス料理と
- どぶろく(ホップ) - たぶん舞茸
- どぶろく(桃) - たぶん繋ぎの酒として
- 稲とホップ
- どぶろく(はっさく)
- 稲と葡萄 - ステーキと
- ラーメン専用 - 鯖寿司と
- 稲と日本茶 - デザートと
- どぶろく(ノーマル) : 最後に個別に注文した
ティラミスとペアになっていた「稲と日本茶」は限定品で出回ってはいないらしい。これ定番になるといいな。ホップを使った製品はクラフトビールみたいな飲み味で面白い。いろいろな日本酒がある。公式ショップではけっこう売り切れているので小売店で探すか来年のシーズンを狙おう。
まとめ
お酒も含めて食事のクオリティには大満足。人にもおすすめできる。交通の便というかアクセスはもちろん(?)イマイチで電車で行こうとすると、電車はあるが近くに時間を潰せるような場所がないという問題に直面するだろう。
駅の待合室も18時までだし、道の駅のショップも17時くらいで閉まっていると思う。近くには割と本気でよそ者がふらっと立ち寄ってのんびりできる場所がない。男鹿駅の近くにいいホテルがあるということもないので旅行者が利用しやすいわけでもない。
ぜひリピートしたいので、なにかうまい回遊コースを確立したいもんだが。