無駄であるとは思わない。全体像を想像する助けになる。なるべく細かく想像してみるのはいいことです。
でも、
- 詳細タスクの一つ一つについて解像度が低いと誤差が大きくなる
- どうせ漏れが大量にある
の二つが詳細にやればやるほど累積して、最終的なロードマップは実行に際して大幅にずれることが予想される。
だから、
- 事前準備
- 計画初期(調査、準備、前処理)
- 計画中期(本格的なメインタスク)
- 計画後期(終了条件への段取り)
みたいな大雑把な分け方をして、だいたいどういうことがそれぞれの枠の中に収まるのか、類似のプロジェクトや仕事ではどうだったのかを社内や自分の経験から引っ張り出してきて当てはめる。参考にした類似のプロジェクトと自分たちの置かれている状況を見比べて補正する、などをして、スーパー大雑把な見積りをする。
それは思惑と今の時点の予想ではあるけど、それ以上の詳細度ではあんまり意味を持たない。あとはその将来予想を定期的にアップデートしていく。
どこかでコミットメントをする時がくる。コミットメントできるのは早い方が関係者にとってだいたい都合が良い。コミットメントをしたら、コミットメントを守るためのタスク管理という側面が出てくる。不確実性に備えるスケジュールバッファ / フィーチャーバッファの管理は詳細コミットメント以後のものよね。この時点では可能な限り網羅的にものごとを洗い出して積み上げで計画してバッファを置くやり方は効果的だと思う。
まあ、そんなことをよく会話しています。