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日記だよ

HEOSはヒオスと読むらしい

HEOS(ヒオス)とは、簡単にいうと「デノン、マランツが開発したネットワークオーディオ再生の総合的再生機能」で、①音楽サブスク(音楽ストリーミングサービス)の「Amazon Music」「Spotify」「AWA」などを音源にして、②HEOSアプリをインストールしたスマホタブレットを使って、③HEOS対応オーディオ機器で、簡単に選曲/再生できる。

ちょっと実際のとこが分かりづらい。

  • それは Denon/Marantzの(両者は母体は一緒らしい)アンプに仕込まれている機能であり、音楽ストリーミング配信サービス*1に接続して音楽再生するもの。選曲はアプリでやって、接続して再生するのをオーディオ機器本体がやる作りになっている。
  • いくつか良い点がある。
    • 単純にネットワーク上を流れるオーディオストリームが半分くらいになって便利。
    • 再生開始したあとはMacスマホが動いている必要がない。
    • AirPlayやBluetoothの転送規格の制限を受けない。
  • イマイチな点がある。
    • Apple Music非対応。
    • Amazon Music HD対応がハイレゾ対応文脈でかなりの売りなんだけどUIが残念でプレイリスト機能とかキュー、再生履歴関係が軒並み使えない。
    • いや全体的にHEOSアプリそのものはかなり微妙。
      • ストリーミング再生だけではなくイコライザやトーンコントロール、スピーカーの切り替えなど、機器固有の設定項目をHEOSアプリから変更できたり、多機能なんだけど、導線がとっちらかってる感じはする。

EchoとかGoogle Home使ってると音声コントロールももちろん便利なんだけど、「音楽を飛ばす」という構造が不便に感じることが多い。これは「音楽再生を指示する」に限りなく近い体験をデザインしていて、思想はとても好感が持てる。ただオーディオ機器の総合フロントエンドみたいな側面との統合があと一歩感があって、手放しで褒める感じにならないのだなあ。

*1:だけではなくスマホ本体の音源とかも統合したUIから利用対象にはできるが、主にストリーミング対応で使う