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日記だよ

日記

週末、仕事部屋へエアコンの設置工事があった。 めでたい。

キッチン前の廊下に照明がなくて不便なので、そのための配線工事も併せてやっていた。また再来週あたりに予定しているキッチンの入れ替えの下調査で床下なども軽く見てもらっていた。

屋根裏の柱が一部雨水の侵入でダメになっているのが見つかったり、吹き抜け部分の石膏ボードが2枚ダメになっているのがわかったり、屋根裏に二箇所くらい燕の巣が発見されたりしたものの、全体としては築30年超の木造住宅としては状態も良くちゃんと手入れすれば長くは保ちそうということでまずは安心。電気系統はいろいろ見直す必要がありそうだが、分電盤でかいやつに交換してしばらくはなんとかなるだろう。

安心... なのだが、猫が一匹行方不明になる事件があり、めでたさも安心も印象としてはぶっ飛んでいまった。

大脱走

専用コンセントの設置と天井裏の配線をやっていて、業者さんので入りのためにしばらく窓や勝手口を開けていたんだけど、ふと油断した隙に猫が一匹行方不明になった。

  • どこへ逃げたのか
    • 窓が空いている
    • 押入れの天井を外して穴が空いている
    • 床下点検口が空いている

全く絞れない。最悪。

結局、夜半に押し入れの天井からひょっこり降りてきた。よかった。ただ、めちゃくちゃ気を揉んだし疲れた。

猫の行方不明が発覚したのが午後イチくらいだったんだけど、妻はこの寒いのに「帰ってきても家に入れないと可哀想だから、勝手口を開けたままにして、私はそこで生活する」と言い張って困らせる*1し、もしかしたら屋根裏に隠れちゃったんじゃないかということで*2天井外したままにしているから寒いし、一時間に一回、雨の中スマホのライトをブンブン振りながら家の周りとか近所を巡回して疲れ果てた。ガレージに猫が普段使っているキャリーケースを置いてキャットフードを入れていたらいつの間にかなくなっていたので、きっと近くにいるはずだと偽の希望を抱いて近所を長時間捜索してしまった*3。膝をついて車の下とか植え込みとか探すのでジーンズの膝ぼろっとなってしまうし*4。夜になって妻が「もしこのまま帰ってこなかったらどうしよう」と十五分ごとに情緒不安定になっていたので秘蔵のウィスキーを与えるなどしていた。*5

読者のみんな、床下とか天井裏とか窓とかの工事をするときは、猫をちゃんとケージに閉じ込めておくんだ。本人たちが悲しそうにニャーニャー鳴いてもぐっと我慢だ。お兄さんとの約(以下略)

*1:勝手口を開け放していると当然めちゃくちゃ寒い

*2:これは正解

*3:結局野良猫にエサを持って行かれたんだろうと思う

*4:以前猫が脱走したときは翌日に車の下で発見されたのでそこを探していた

*5:見つかった後、ウィスキーは全部飲んだ

スケジュール立てないとものごとは完了しないという意識がある

だから、仕事のかなり初期の頃から線を引いてしまうし、初期の頃のスケジュールは根拠レスでメチャクチャであることはわかっているのでずれることに全く躊躇はないが、同時に「遅れた」「順調だ」というリアクションはするようにしている。時期や段取りの根拠や考える材料ってあとから出てくるので、そしたらどんどんアップデートをしていく。

どうも苦手なのは「なんでその時期にやらないといけないんですか」という質問で、この質問は「やらないといけない」という根拠について質問しており、強制的な根拠がなければそのスケジュールを意識する意味はないんじゃないか、という意見を含んでいる。これは、「終わらせるためにはまず線を引かなければいけない」という内心の焦燥と真っ向から衝突する。スケジュールとは道筋である。道筋がないままに目の前の仕事に取り組んでいても、その先のゴールの達成は偶然でしかないと思う。

ただ、別に宇宙の法則や真理というわけでもないから、「うるさい、だったらお前の考える最高のマイルストーンを俺に見せてみろ」と大人気ない喧嘩の買い方はしない。ゆるやかに「やらないといけない理由はないが、ここでやると嬉しい理由はある」と説明して煙に巻くことはある。別に他人にコミットメントしているわけでもないのに、やらなければならない理由がどこか外側にあると考えるマインドが気に入らない、というのはあるかもしれない。実際のところ、ものごとを確実に早く進めるために最善なのはそのためのスケジュールを立て、それをうまくやるために更新し続けることだと思っていて、そこに揺らぎはない。

実にイマイチなのは、一度立てた計画に対して「遅れさえしなければ良い」というマインドが入り込むことだと思う。たいていのことは早ければ早いほどいい。結果が早くわかるし、他のことに時間を使える。

日記

キッチンリフォーム関連で食洗機と、仕事部屋エアコン設置のための、電気配線工事をするのである。そこで分電盤を確認すると、漏電遮断機とやらが規格あってなくてダメぽということがわかった。漏電遮断機というのは「漏電遮断器は、漏電を検知した際に回路を遮断し、災害を防ぐための装置です。「漏電ブレーカー」「ELCB(Earth Leakage Circuit Breaker)」と呼ばれることもあります」と説明が見つかったのだけど、漏電遮断機自体にも指定されている電気容量があって、分電盤の根本の容量より漏電遮断機の容量がいかにも低く、また過電流遮断機能(OC)がついてないので家の各地で契約容量ギリギリまで電気を使うと漏電遮断機のキャパをオーバーしてしまい壊れちゃうかもしれない。なるほど。

「もともと20Aだったんだけど20A追加で契約した」という前所有者のおばあちゃんの話は分電盤の増設感を見てそういうことだったのかと納得した。彼女は「その方が電気代が安くなるからね」と言っていたがそこら辺はよくわからなかった。今もよくわかってない。どういうことだったんだろう。

古い家はいろいろある。歯医者さんが口の中を覗き込んで「うわあ」というと嫌に気持ちになるけど、電力会社の人が分電盤の中を覗き込んで「うわーマジか」とうっかり言ってしまうのを横で聞くのも不安な気持ちになる。とりあえず交換である。幸い、そんなに高額なアイテムではない。

雪はすっかり溶けた。さすがは記録的な高温。世間では濃霧注意報が出ていた。暖かくなったので妻が窓の拭き掃除をしていて、カメムシを一匹見つけたらしい。憂鬱。

日記

新居にはリビングに隣接して和室がある。もちろんこたつを出している。

畳とこたつの相性は抜群で、朝はとても寒いのだけどベッドを出てリビングに行き暖房のスイッチとこたつのスイッチを入れ、部屋が温まるのを待つ間こたつに入り込むという生活サイクルが自然と成立した。しかし仕事の時間までこたつをなかなか出られない。ああ寒いなあこたつ暖かいなあと言いながらダラダラとしてしまう。これが堕落。

寒いといいつつ、今日とかはだいぶ暖かいらしいですね。

週後半は季節外れの暖かさ 記録的高温で融雪災害のおそれ - ウェザーニュース

今週後半は日本列島の上空に春本番のような暖かな空気が流れ込み、全国的に気温が上昇します。九州など早い所では明後日12日(木)頃から気温が上がって、福岡市の最高気温は4月上旬並みの18℃の予想です。

北日本は13日(金)がピークで仙台市は15℃、札幌市は9℃の予想となっています。札幌市で1月に9℃を超えれば1928年以来95年ぶりの高温です。

北日本や北陸の積雪の多い地域では雪解けが急速に進むとみられます。さらに14日(土)には雨や湿った雪が降る予想で、雨と雪解け水によって道路が冠水したり中小河川が増水するおそれがあります。また、重くなった雪の落雪による事故など、融雪災害の危険性が高まりますので、警戒が必要です。

実際として、別に暖かくはないんですよ。寒いのは寒い。ただ氷点下にいってないのはそうで、すっかり外の雪が溶けている。突き刺すような冷たさがない。暖房の効きが良い、などの違いがあります。でもこれは季節外れであって、またどかっと雪が振るんだろうな。

昨日はソー:ラブ&サンダーを見ました。ソーはアベンジャーズ系列の正統派ヒーローですごいなあという印象がある。ソーが主人公の映画は神様だけあって、人間くささ全開なんだけど人や神の生き死にが軽くて面白いんだよね。大惨事が平然と発生するし、気軽に宇宙の危機がやってきて、雑に勝ったり負けたりする。ソーは一喜一憂するけど周りの人は死んだり大事な者を失ったりする。無常感がある。

ソーは神様だから生き続けてそういうもんなんだろうけど、ちゃんとヒーローとしての性質も変化していたり、周囲には退場したり引退したりするヒーローがいて、これはなるほどマーベルシネマティックユニバースは現代の覇権コンテンツの一つなのだなと唸らされた。ちょいちょいマンネリ感を感じたり平凡な話に金かけて作ってるなと残念な気分になることもあるけど、たまにこういう安定した面白さが出てくるので油断ができない。ただこれだけはどうしても気になる。登場人物の感情の動きが機械的すぎない? さすがに? 記号的じゃなくて機械的なんだよ。(説明しづらい)

日記

大人になったので食わず嫌いしていた東野圭吾を読む。手元のKindleにあった「容疑者Xの献身」をとりあえず。実写化されたやつがあるのは知っているが未視聴です。

淡々とした調子だが退屈ではなく最後まで面白かった。主人公である石神の造形が実にリアルで、悪にドラマありってのを納得するなどした。探偵役は刑事と学者に分割されているが、こちらはやはり動機や行動が平坦にならざるを得ないもんな。対応型というか。

 

読み終わって、コタツから這い出て(ケーブルは凶器として使われたタイプの被覆されたやつだ)外を見ると、今日は雲が多いものの、珍しく晴れ間が見える。気温が少し上がって屋根の雪が溶けてバタバタと滴る水の音がする。うるさい。

 

そうそう。昨夜、トライガンスタンピード見ました。これは、コメントは差し控えておきます。立ち直るには時間が必要。はい。

日記

ホームタンクの灯油補充した。200リットルくらい入って32,000円程だった。これでほぼ一ヶ月分。灯油はリビングのFFファンヒーターと仕事部屋のヒーターの他、たぶん温水式の洗面所周りの暖房に使っている。リビングではエアコンも併用しているので冬場の暖房費というとおおむね40,000円くらいだろう。灯油・電気代の値上がりがこれから本格化すると考えると恐ろしいところです。

昨日は夕方ざあざあと雨が降って降り、夜中に雨がやんだなと思ったら当然の顔をして雪になっていて、朝起きるとパウダースノーで世界は埋め尽くされ、海から吹く風がごうごうとそれを巻き上げて地吹雪をなしている。仕事部屋の窓から逆巻く風の流れが雪片の模様で見えるのを「うわあ吹いてる吹いてる」と呆然と眺めている。ほんと沿岸部は風が強い。

週末は天王グリーンランドの温泉改め銭湯にいってきたけど入浴350円にしてはいい感じの銭湯だった。建物もしっかりしている。2階部分に浴室があり、サウナと露天風呂があって、のぼせた頭に素っ裸で雪と相対するのを楽しめる。露天とはいえ、フェンスに阻まれて景色と言えるのは空しか見えない。空はもちろん降ってくる雪が影としてうっすらとわかる程度に真っ白です。客は基本的に年配の方が多くて、家族連れもいたにはいた。風呂上がりに休憩所でのんびりするかと足を向けたら、マスクしないで談笑している仲の良さそうな老人グループがいたので、声をかけるのも(俺はまだよそ者という自覚がある)なんだかなと思ったので、受付に「マスクしないでワイワイやってるご老人が何名かおられましたが、もしかすると目が悪くて、禁止の張り紙に気がついていないのかもしれませんね」とコメントするにとどまった。(実際にはそんな意地悪な言い方はしてないけど) 風呂や水回りのリフォームを入れるときにはしばらくここ頼りになるだろうから、利用者の治安はよくなってほしい。ノーマスクで会話は禁止って書いてるのを無視していいなら刺青禁止も無視していいし入浴中におしっこ禁止と書いていても無視していいことになってしまうからね。

水回りの配管見てもらった業者さんから電話。サビが出てるなら配管の腐食けっこう進んでるかもねーという話。全部見直すと大工事になるねと。うむそうだな、困ったな。

県や市の定住者支援のリフォーム補助金システム、なかなか難しくて「空き家証明書」というのが必要である。これはいつからいつまで空き家なんですよという証明書を、もとの所有者からの申請書式として出すやつなんだけど、これだと「居住中の家を手放す場合は空き家期間が厳密には発生しないので購入者が補助金を受けられないのではないか」という疑念があって気持ち悪いね、という話をリフォーム業者さんとしている。気持ち悪いで済めばいいけど補助金受け取れるかどうかってけっこう大きいんだよなー。かといって所有権移転の前にはたいていは前の所有者は引っ越すわけなので、ほぼ全てのケースが当てはまりこの申請は無駄なのではないかという話をしている。たぶん、想像するに、居住実態は変えずに所有権の移転だけ行うことでリフォーム補助金の不正取得が可能になるバグを潰そうとしているんじゃないか、とは思うんだけど。

和室と猫

掃除やメンテがデリケートなアイテムが和室は多くて相性最悪なんじゃないか?

  • 木の柱
  • 障子
  • 砂壁

畳は古くなると猫が爪を研ぎやすくなるらしい。そういうもんか。猫がバリバリやるから取り替えるのではなく、取り替え時がきたこことを猫が教えてくれる、ってコト!?

障子は猫の爪が引っかかりづらいプラスチック製のやつがある。ただし和紙と違って吸湿性がなく結露することもあり、伸び縮みしないので貼る時にたるみができると一生そのままである(和紙だと霧吹きで少し湿らせてほっとくと落ち着いたりする)。ホームセンターで「4倍破れにくい障子紙」ってのがいっぱい売ってあった。こっちは和紙だが、4倍ってどっからきたの。

木の柱と襖と砂壁はもうどうしようもないのでは...。ここで爪を研ぐ発想を猫が覚えないことを祈る以外に方法はないのではないか。柱はまだ味わいと言い張ることもできそうではある。砂壁はそもそもカビやシミに対して無力っぽい。厳しい。

ここまでくると発想の転換で猫の爪をなんとかしたくなりますね。プラスチックのカバーをつけるとか。