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日記だよ

日記

新城十馬「蓬莱学園の初恋!」

実家に二十年封印されていた段ボール箱を漁っていたら発掘されたので、それこそに十年ぶりに読み返していた。 面白い!としか言いようがなくて、自分の青春時代に対する眼差しはかなりの部分でこの小説に影響を受けていると思う。 「大袈裟?生徒数十万人の…

映画「弱虫ペダル(実写)」

見た。思ったよりマシだった。 三年性の先輩たちは役者がそれらしい顔をしているが、一年生たちはあんまり原作の雰囲気を感じさせない。坂道くんは「小柄!」って感じではないし、今泉くんは思ったよりシュッとしてないし、鳴子は赤髪でもチビでもない。ただ…

映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

見た。大変面白かった。そうそうこういうのが見たいんだよという感じ。 キャラクターの個性があって、その個性が発揮されるといちいちニヤリとしてしまう配置が良い。ステレオタイプといっていい作りだと思う。 ハンニバルが「作戦」って口にするたびにニヤ…

異世界数学教師

数学教師Aが期末試験の採点を終えて深夜に帰宅せんとふらふらと学校の通用門を出たとき、疲れから赤信号を見逃し、コンビニの配送トラックに轢かれて絶命してしまう。次の瞬間、彼は異世界へと転生していた。 異世界人は指の数が6本で、そこでは12進数が使わ…

高山羽根子 「首里の馬」

本棚の隅から発掘して読んだ。一読して良かったは良かったんだけど、俺はいったい何を読んだのだ、という不思議な読後感ではある。クイズを仕事にするという設定、謎の生き物、謎めいた資料館、それぞれ裏に隠された大きな秘密などはなく、絡み合って一つの…

小野不由美「過ぎる十七の春」

読んだ。良かった。怖かった。 勢い良く読んでしまうのはもったいないものの、緑の我が家が面白かったのでこれは止めどきがない。いやいや。これは傑作だわ。 立派な歴史ある日本家屋とは言わないが和風の古民家を田舎に買ってしまった身としてはリアルな怖…

小野不由美「緑の我が家」

ソノラマ、ホワイトハートと刊行されてきた作品ながら未読だった。角川版で読了。面白かった。 後書きにもあるけど携帯電話やインターネットのない時代の雰囲気があり、自分には懐かしさをもたらすエッセンスが、「スマホ以前」を知らない世代からするとずう…

映画「ダンボドロップ大作戦」

見た。実話インスパイア系のベトナム戦争の映画である。舞台は1960年代後半の南ベトナム、米兵視点です。 協力的な村の信頼を維持するためにゾウを調達する兵士の話。面白かったけど、あまりにも綺麗に噛み合いすぎではないのか。出てくる要素が全部きちんと…

映画「ドリーム」

だいぶ前に見たもののメモ。NASAの女性計算手の話。 以前読んだ小説「宇宙へ」とかでも取り上げられていたモチーフだが、コンピュータの普及前夜、大量の計算が必要な分野においては女性が動員されていた。航空宇宙開発の分野ではいかにも計算が必要とされそ…

「自分が病気だとわかって安心」とか「自分が頭おかしいことに向き合う」とか

なんぞ。 最近そういう言説が増えた(目にする範囲に増えた、レコメンドされるようになったというだけの可能性はある)。自分に対して「壊れた・異常であるもの」という疎外をするメリットをいまいち感じない。大勢の人たちと異なることは別に自分にとってゲ…

映画「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」

見た。 楽しみにしていたけどやや期待外れという感は否めない。ジョーンズ博士すっかり年老いてしまって...。いや役者ではなくシナリオの展開や捻りが足りてないと思うんですよ。映像や個々の演出は最高だと思ったので展開への不満が際立つ。ラストシーンも…

映画「鹿の王」

見た。原作を読んで知っていたので楽しく見れたけどアニメだけだとなかなかわからん感じがしそう。固有名とかね。独角、絶対耳で聞いても漢字を当てられない。国の名前とか病気の名前とか、小説だと漢字だったりさりげない解説が入るけどアニメだと活劇の中…

映画「カニング・キラー/殺戮の沼」

見た。東アフリカにて実際に現地を恐怖に陥れた巨大人喰いワニとの戦いを描いた映画。タイトルや冒頭のB級感から予想するチープさはなく、楽しく見てしまった。 わりとワニより人間と戦ってたけどまあそれは地域柄って感じだ。

掛け算の順序

実に適当に試したやつで、適当な桁数のでかい数を適当にかけてみると順序によって結果が変わる。 >>> a = 100000000000.1 >>> b = 0.0000000000000003 >>> c = 100000000000.0 >>> d = 0.0000000000000006 >>> a * b * c * d 1.8000000000018001e-09 >>> d *…

Android端末が家に一台もない気がする

いやそれは嘘でAndroid TV端末は数台あるんだけどいわゆるモバイルデバイスとしてのAndroid搭載機がない。なにがこれで問題かというと「はてなプログのAndroidアプリが使いづらい」みたいなのを見かけたときにどれどれと触ってみるのが難しいのである。なん…

アニメ「巌窟王」再視聴

プロジェクター + 5.1ch環境が良い感じになってきたので好きだった作品を見直すなどの活動をしている。 キルラキルを見直してよかったのに気をよくして、マイオールタイムベストアニメの一つである巌窟王を再視聴。 昔は32インチのテレビとか通勤中にiPhone…

比熱のばか

子供の頃読んだ科学学習漫画みたいなやつで、 科学者のお爺さんの家に小学生の子供が遊びにきて温かい飲み物を振る舞われるシーンがあった。男の子ががぶりと飲むと、飲み口がとても熱くて唇を火傷しそうになる。「あちち!」しかし一緒の飲み物を飲んでいる…

日記

天気予報では今日までが雪ということだがそれなりに大雪であった。 キッチンの内窓から見た今日の様子。 これが昨日の様子。 木の枝の上の積もった雪の形がいかにもこんもりしている。すごい。基礎の通風口を当然覆雨くらいには当然なっている。雪の降り出す…

アニメ「キルラキル」再視聴

前にカエアンの聖衣を読んで感銘を受けたので、あらためてキルラキルを見返した。 大変良かった。しかし後半について記憶が曖昧になっていて、ヌーディストビーチの地下でワイワイやったり純潔を装備したりしたあたりからほとんど初見の気分で楽しめた。 こ…

食洗機

なんか電源入れ直したら復旧したぽい気がする。電源入れ直す、というのはスイッチとかがあるわけではなくて、キッチンの下に潜ってコンセントを差し直すということです。大変。 「井戸水をご利用の場合はフィルターが詰まることがあります」とマニュアルに書…

今日のTwitter

法規制や違法行為に対する温度感というものがあるなーと思っていた。 話題の「頂き女子」みたいなやつ、あれはマインドコントロールめいた詐欺でしかないように思うけど、「リターンに対して過度の期待を抱かせ、本人の抱えている不安や憧憬につけこんで投資…

めっちゃ雪降っとるわ

土曜まで東京にいて「冬とはいえあったかいわ〜」とか言ってたので落差にビビる。 ゴミ出しが過酷だった。いつもはサンダルでいくけどさすがに無理です。 ゴミ出しにいきたくねえな。。 pic.twitter.com/FhZ2k7lhnC— まつさか :checked: (@ma2saka) December…

忘年会で出社していた

忘年会ということで出社。新幹線で4時間。電車の待ち時間プラマイ1時間。 オフィスはフリーアドレスの座席が不足していた。もはや世界は出社を前提としていないのである。ノートパソコン一台あればなんとかなるので座席は譲ってソファーで仕事するようにした…

映画「MEG ザ・モンスター」

見た。サメ映画です。 映画『MEG ザ・モンスター』公式サイト まず素直によくできている。細部に渡ってあらを感じるところはなかったし、映像も演出もしっかりしていて面白い。洋上の研究所の未来感も、水中のトンネルの美しさも、人でごった返すビーチの感…

映画「アメリカン・ユートピア」

見た。映画というか音楽ライブ映像という方が近いんだけど、これはすごい。 映画『アメリカン・ユートピア』公式サイト ブロードウェイに熱狂の渦を巻き起こした、デヴィッド・バーンによる伝説のショーを映画化。圧倒的なダンスパフォーマンスと演奏で、デ…

映画「コマンドー・ニンジャ」

見た。ニンジャっていっときゃいいってもんじゃねーだろ!!!となってしまうが海外のニンジャはこういうものかもしれん。 真面目に見てはいけないタイプの作品で、ある種のオマージュだと思えばなかなかの味わいがある。特に「唐突感」はなかなかのもので、…

40を過ぎて無理が効かなくなった、というのは事実としてある

糖分とカフェインでブーストを得ようと思ったらめっちゃ気持ち悪くなった。やばい。若い頃は「さて、本気を出すか」というときにはチョコレートと生クリームとコーヒーをガツンと投入して張り切っていたもんだけど、同じようにすると頭痛と胸焼けでパワーダ…

Re: 「ポエム」は「エッセイ」のほうが正確じゃない?と思ったが「ポエム」で良いかも

記事を投稿しました! 「ポエム」は「エッセイ」のほうが正確じゃない?と思ったが「ポエム」で良いかも on #Qiita https://t.co/u6SAKqAwJV— 情報 (@iwtn_) December 9, 2023 これを読んで、ちょーど読んでた本で似たことを思ったので覚書。 数日前からぽつ…

OVA「天使のたまご」

再視聴。うーん。印象が違う。映像は相変わらず美しくてすごいんだけど、昔みたいに「隠された物語の意図が...!」みたいな感動がなかった。 宗教的モチーフと暗喩が散りばめられている、というのは以前見た時なるほどなと思ったやつで、いろんな人の解説を見…

映画「岬のマヨイガ」

見た。前半はそこそこ楽しく見ていたが、方言の喋りがどうも不自然で気になったのと、途中から退屈してしまったのと、ラスト付近の展開について極端に淡白でびっくりだったのとで、これは良かったとは言いづらい。 実になんかこう優しい(震災後で過酷だが)…